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チェンジオブライフ(完全版)

チェンジオブライフ

第7話 美国


「もうつまんない~!」

「あんたさっきからそればっかしねぇ」

コーヒーカップのスプーンでカチャカチャやりながら
友人の家でグチをこぼしていた。

ナナは大学からの親友で心理学専攻で現在大学院で
セラピストを目指し日々勉学に励む女性。

性格は美国とは正反対でクールで現実主義


「だってだって最近の正人全然付き合い悪いんだもん…。」

「でもよかったじゃないの!彼…マジメになりつつあるんでしょ?」

「うーん…急に頭よくなったりよくわからないんだけどねぇ」

「きっと少しは美国のこと考えてくれはじめてるじゃない?
やっぱ女の幸せは安定感のある将来性でしょ!」

「ナナは現実的だよねぇ。そのクールな考えがうらやましいよ!」

はぁっとため息をつきながら机に手をかけなにやら考えてる様子

「美国は正人のどこがいいのよ?正直あたしからみたら悪いけどNGなんだけど」

「きついなぁ…。人の彼氏をそうズバッといっちゃうなんて…。
そうだねぇ…なんかほっとけないのよねぇ。誰かがみていてあげないと
消えちゃいそうな…なんていったいいんだろうねぇ。」

その姿をみてあきれた顔をしながらナナは美国をみていた

「要はめちゃ好きなんだね…正人のこと
もういいわ!これ以上聞くとノロケになりそうだから。」

「そんなこと…ないことないけどさぁ…でもやっぱ最近変なんだよね。」

「変?」

ナナは首をかしげながら美国の顔をみながらカップを口元へ

「うん…ねぇナナ…人って急に変わるものなのかなぁ。」

「そうねぇ多少の変化ならあってもおかしくないけど…」

「すごくゆっくりだけどなんか変わってきてるんよ正人…
頭よくなったり利き手が変わったり…そういうのってあるんかなぁ?」

少し間を置きナナは口を開いた。

「興味のないものがちょっとしたきっかけではまるってことはあるけど
それなんじゃない?」

美国がちょっと真剣に悩んでいる様子をみてナナも真剣に答えた

「あのね…正人が変わり始める前にね易者にあったんだって…
その時にいわれた言葉が…」

『ピロリロリーリーリ~♪』

話の最中に携帯が鳴った。

「あっ正人からだ…。」

ちょっとトーンがあがった声を聞きナナは軽く微笑む

「いきなさいよ!もう!」

「うん行くよ!ごめんね!話の途中で…また聞いて!」

「はいはい」

そそくさに荷物を取り出し玄関え向かう途中

「美国!」

「ん?」

「正人に言っといて!大事にしろよ!ってさ」

ニコッと笑い美国はドアを開けでていった。

「変化かぁあたしも変わりたいさね…変われるなら」

ナナはボソッとこぼし玄関のドアを閉めた。

©<コウ>_2017.(RSS/管理/提供: AL2)
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