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チェンジオブライフ(完全版)

チェンジオブライフ

第12話 違和感


無事初日の仕事も終わり 繁華街を通り家路へと向かう。

仕事ってもっと堅苦しいところかと思ったけど
みんなけっこういい人そうなのばっかだし そんな辛くないんだな…

鼻歌交じりで歩いていると、とある人に再会した

いつものように売れなさそうな格好をした占い師のじいさん…
店と店の間でひっそりとたたずんでいた

「よぉ じーさん」

何気なく声をかけてみる正人

「お…君はあの時の…若者だね」

「へへ じいさんの変化っての当たってたかもな!
オレ 仕事も見つかったし順調だぜ」

得意気な顔して嬉嬉としながら話す正人

「そうか…はじまってしまったんだね…」

「ん? なんだよ悲観的だな」

「いや いいんだよ それが君の望んだことなら…」

何か含みがあるような言い方をする易者

「こっちはなにもかも絶好調なんだからさ。あんまそういう顔すんなって!」

「いいかい?「今」が一番いいだけなんじゃよ…」

少し下向き話し始める易者
まるでそれが何かを知っているような話し方が正人には少々不気味にみえた

「なにがいいたいんだよ」

「君はきっと何かを得るたびに何かをなくしていくんじゃ
それは君も知らないうちに凄いスピードじゃがゆっくり気づかないように…」

「…」

おもわずツバを飲み込む正人 
易者の話が何故か 嘘に聞こえない

「それでも君がそう望む道なのだから、君がいいと思えばいいのじゃろう」

「ははっ いいことじゃんか!頭よくなってさ。
仕事もなにもかもうまくいきそうなんだ。」

易者の言葉を吹き払うかのように正人は話しはじめる。
それでも表情を変えない易者に腹がたち

「くそ あんたに声かけるんじゃなかった。せっかく気分よかったのにな」

そう言い放ちその場を立ち去ろうとする

「君はもう一度わしと話すことになる。全てを知るために」

「あん? もう声かけねーから!!じゃあなぁ」

ズカズカと歩き去る正人の姿をみて易者は一つ言葉をもらした

「もう少したてば わかる…わしのように…」
易者は正人の後姿を少し悲しげな顔で見送った。




「ただいま~」

「あ おかーえり!」

元気よく美国が迎えてくれた

「なんだいたんだ。てっきりまだかと思った」

「んー今日は早上がりだったのだ せっかくだしご飯でも作ろうかなって思ってね」

「そかそか」

「どうだった?」

美国は正人のスーツのジャケットをハンガーにかけながら聞いてきた

「ん いい感じだったよ!初日なのにすげー尊敬された」

「おお なんか凄いねー!よかったじゃん」

「あ そうそう 美国~!お前 あんま弁当に嫌いなものいれるなよ」

その言葉を聞いて美国はびっくりした様子だった

「え…おかしいなぁ。正人の好きなものばっかいれたはずなんだけど…」

「あはは オレ 肉系より魚系のほうが好きだって知ってるじゃん」

そういうとますますびっくりしたような顔で正人を見た

「え?正人…魚 苦手だっていってなかったっけ?」

「オレの苦手なのは肉系だろ?誰と勘違いしてるんだぁ」

笑いながらシャツを脱ぎすてた。

「ご…ごめんね。今度はお魚いれるね」

「あーい。じゃあフロでもはいってこよっと」

そういい正人は風呂場のほうに向かっていった
美国に違和感が走る

おかしいよ…正人。本当に魚嫌いだったのに…

明らかに違いがでてきてる正人に対して美国は不安を覚える。

©<コウ>_2018.(RSS/管理/提供:AL2)
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