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アンダーグラウンド第二章

アンダーグラウンド2-11-24

アンダーグラウンド 第2章-11-24

タワー内はすでに廃墟と化していて そこら辺に弾痕や血痕が多数ある。
すでに電力の供給はなく かつて日本の電波塔と呼ばれた形跡はない。
今更 このような所に何があるのだろうか。
しかし 秀樹はこの塔内に入り込んでから異常な殺気と視線を感じていた。

「お…おい なんで東京タワーなんだ?一体ここに…それにさっきから殺気を感じるんだけど…」
「まぁ ここはいつものことさ。
どこで情報をもらったか知らないけど
ここが入り口だということを知っている者が多数いるってことかな?」
秀樹の質問にタンタンと答えていく真咲。
「入り口?」
「そう入り口。さっきも言ったよね この上層はエントランスだと…。」
周りから感じる殺気など気にすることもなくスタスタと進んでいく真咲とは裏腹に秀樹は警戒しながら付いて行く。
そして秀樹の脳裏に もしかしてこれは 真咲の罠ではないかと疑った。
「ちょっと待て…あんた どうしてこの殺気の中を堂々と進んでいけるんだ?
まさか 全部罠でオレを殺すためにここに連れてきたのか?」

真咲は足を止め 秀樹の方に振り返り笑い返した。
「まさか 今更 疑われるとは思ってなかったよ」
「て…てめぇ…」
秀樹は真咲と距離を置き銃を構えた。

その姿を見て真咲はため息をついた。
「だから もし君を殺すつもりならこんな面倒なことはしないさ。
正直 僕は今の君よりも絶対的に強いし…。」
「じゃあ 何故 この殺気の中を平気で歩いていけるんだ?」

「ん?だって 雑魚相手だし 別に脅威じゃないしねぇ」
真咲はひょうひょうと手をアゴにあてながら回答した。

「誰が雑魚だって?」
真咲の声が聞こえたのか周りから身を隠していた者たちが姿を現し始めた。
その数は 約20
普通に考えてリンチになってもおかしくない数。

秀樹の背筋が一瞬ゾッとした。
確かに秀樹は真咲と出会うまで無敗を誇ってきた。
しかしそれは最大でも3人 それ以上の人数には仕掛けたことがなかった。
秀樹がタワー内に入ってから感じた殺気の強さは正直 雑魚とはいわない。
そこそこのやり手ではないかと感じていた。
それを真咲は「雑魚」扱いしたのだ。

顔色一つ変えず相変わらず殺気の「さ」の字も出さず
集まっていく者たちを眺めながらニコニコをしている。
「あらあら 聞こえてしまいましたか…。」

「お前 その姿から察するにスカウトだな…。俺達も連れて行ってもらおうか?
命が欲しければ素直になったほうがいいぞ?」
一人の男が真咲に向かって話しかけた。

「え?なんで?」

真咲は考える間もなく即答した。それはまるで「こいつは何を言ってるの?」というような感じで
相手を刺激するには十分な態度の返答だった。
「おい 真咲 そいつら以外とやるぞ…それ以上刺激するな」
秀樹はとっさに止めに入った。
さすがの秀樹もこの人数相手で無事ですむわけがないと悟った。
それでもクスクスと笑いながら
「ヒデは心配症なんだね。言ったでしょ?脅威じゃないって。」

すでに二人の周囲は約20の殺人鬼に囲まれていた。逃げ場はない。
どうしてこの状況で真咲が挑発的な態度ができるのか不思議でしょうがなかった。

「てめぇ さっきから人のことを雑魚雑魚ほざきやがって…。
この人数相手に勝てると思っているのか?」
火に油を注ぐような真咲の行動にキレそうになっているものが暴言を吐く。
「雑魚はどっちだってーんだよ?弱そうな顔した野郎が!」
「早く殺して先に行こうぜぇ!多分 この人数にびびって笑うことしかできねーんだよ!」

「もう…しょうがないな…ヒデ ちょっと待っててね」
「お…おい 援護は?」
「ん? あーあー いらない いらない まとめてやっちゃうから
とりあえずヒデは自分の身だけ守っておいてね」
そういうと真咲は懐から二丁の拳銃を取り出した。

「えーと じゃあ 今日は特別に君達全員もテストしちゃいますね。
見事 僕に傷つけることができれば全員 真のアングラへ招待しちゃいます。」

そして秀樹はそれから数分後 真咲 京の実力を垣間見えることになる。
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©<コウ>_2017.(RSS/管理/提供: AL2)
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