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永遠の唄

永遠の唄14

「ふー 食べた食べたぁ」
お腹いっぱいに食べて満足気な顔をしながら外の繁華街を歩く

「陽君 ご馳走様でした」

「いやいや いい食べっぷりでこっちもよかったよ
でもそんなに食べていいのかぁ?太ってもしらないぞ?」

「大丈夫 ちゃんと運動もしてるしこのくらい食べてもぜーんぜんだよ」

「さてどうしようか」

「さっきはデザートって言ったけどちょっとだけお酒でも飲んじゃおうか?」
「お酒かぁ 腹いっぱいだからあんま飲めないぞ?」

「だからいいんじゃない!前回みたいになられても困るしねー」
「いやほら その…前回は…」

「ぷぷ いいの いいの この近くに行きつけのバーがあるから行かない?
もちろん二件目はあたしがごちそうするよ」

「え 悪いからいいってお礼したかっただけだしさ」

「あたしがごちそうするっていったらするの!さ 行こう!」

なかば強引に引っ張られて付いていくオレって…
エスコートできてないなぁ
完璧にイニシアチブをとられ もはやマナの独壇場でコトは進むわけで…

マナにつれられてきたバーはモダンな感じのしゃれていて落ち着いた感じだった
店内にはいるとマスターらしき中年の男の人が
「お マナちゃん久しぶり いらっしゃい」
と笑顔で出迎えてくれた
「ひさしぶり マスター」
 
「お 今日は彼氏と一緒かい?」
とこっちを見ながら話しかけてきた

「あはは 違うよ あたしは彼氏いないって
最近友達になった陽君です」

ここでひとつ重要な情報を仕入れた気がした
マナには彼氏がいないということ
だからといって口説こうとか思ったわけじゃない
いや
ちょっとだけ思ったかも…

…などと考えていたらマナとマスターに席を案内されカウンターの隅に腰を下ろした

「マスター いつものくださいな」
どうやらマナはこの店のけっこうな常連らしく気さくな感じのマスターは返事をして
カクテルを作りはじめた

「じゃあ オレはソルティドックで」
マスターは笑顔で返事をしてくれた

隣に座っているマナはマスターの手さばきを興味津々に見ている
「相変わらず私が作るところみるのが好きだねぇ」

「えへへ いつみても格好いいからねー」
「お 嬉しいこと言ってくれて それって口説かれてるのかな?」

「あはは 何言ってるのよ!
あたしも真似してやってみたけど
うまくいかなくてだから研究して
その技をいつか盗みたいのですよ」

さすがプロというかそのなれた手つきは寸分たがわぬ分量で見事なまでに
カクテルを作りあげていく 
素人目で見てもそこらへんのバーテンよりも上手い
マナが見とれるのもわかる気がした

「それにしてもマナちゃんって何しても楽しそうだよね」
とこんな質問をなげかけてみた

マナは逆に不思議そうな顔をして
「え なんで?だって楽しいじゃない」

サラっと答えるマナに少し尊敬してしまった
こうやってサラっと答えられる人間って多くないだろうって思ってた

カクテルが机の上に置かれ軽く乾杯したあとにマナは話しはじめた
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