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永遠の唄

永遠の唄26

いつものように食事をしながら他愛のない話をして
今日もそれで終わる予定のはずだったんだ

今までもそうやってお互いぶつかり合わないでうまくやっていけたし
何も言ってこないからそれでいいと想った
でも本当は違ったんだ

食事の後 バーに入りカウンター前でお酒を飲んでいる

「…だからさー○○だっていったじゃん」
「あはは そうそう あたしもそう思うよ」

マナはいつもどおりの笑顔で楽しそうに話してて
オレはマナのそんな笑顔がたまらなく嬉しくて
だからバカなこといって笑わせたくて
色々なことを話した

二ヶ月前きっとこのまま言ったら「好き」になると思っていたことは
しっかりと具現化してしまい態度にはださないようにしていたけど
友達だと思っていようと思った心は
しっかりと恋愛対象へとなってしまっている
直球で言えば「オレはマナが好きだ」ってこと
だったらもっと早く子供じゃないんだから告白でもして
付き合ってしまえと思うかもしれないが
告白して玉砕して今の関係が終わるのも嫌だったし
付き合ったら「終わり」の可能性が発生してしまうのが怖かった
失うかもしれないなら片思いでもいいと思っていた

歌を諦めることができて「マナだけ」に夢中になれるまで
もう少しこのままでいいやって
都合のいいことを並べて逃げていたのかもしれない

マナの言葉や仕草は自分にとって穏やかで優しくて
今までも何回も恋愛してきたけど味わったことのない
安息な空間を作り出してくれる
20代後半にもなってこんなに純粋に好きになることができるなんて
思ってなかったから…

でも現状維持でいいと思っていたのはオレだけだったみたいだった

「いやー やっぱマナは話しがわかってくれていいなぁ」
「いやいや陽ちゃんが面白いからだよ」

「マナには何でも話せるからなぁ」
会話の流れで言ったその一言から雰囲気は一転した
マナはその言葉を聞くと初めて表情が変わった
いつもの笑顔じゃなくマジメな顔になり
グラスを机に置き少しうつむきながら
「何でも…かぁ」
とつぶやいた

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©<コウ>_2017.(RSS/管理/提供: AL2)
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