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永遠の唄

永遠の唄28

不思議なくらい自分が思ってたことを話している
ずっと溜め込んでいたものが爆発するかのように…

「オレにとって音楽は全てでそして彼女は永遠の人だと思ってた
子供だよな…永遠なんてさ年をとればとるほど
現実的になるのは確かでそんなものあるわけないし
変わらないものなんてないのにな」

「陽ちゃんはそうだと思ってるの?」
マナは少し寂しそうな顔でつぶやいた

「いや自分では「今もある」と信じたい
でもさ現実は違ったんだ
付き合い始めて数年経過してさ
子供だった彼女もすっかり大人の思考になって
遂に言われたよ
「先がない」からムリだって…さ」

「先がないってでもそんなのわからないじゃない…」

「わかるだろ…二十代後半に差し掛かっても
オレには音楽しかなくて他のことは自信なくて
でもその音楽すら成功してなくて
周りとは差がついてさ…
彼女の言葉がなによりも現実的で一番聞きたくなかったのは確か
オレ周りからは遅れるし一番大切だった人に引導渡されて
遂に独りになってしまったんだ
それからかな?全てに怖くなって夢も恋愛も自信なくして
自分にとって音楽と恋愛は等価値だったんだ
どちらも無くしたくなかった
でもオレ思ったよりも強くなくて音楽は大事だけど
独りになることのほうがずっと怖かったんだ」

「趣味じゃダメだったの?」

「趣味じゃダメなんだ!ちゃんと働いたこともあったけど
その間はもう余裕なくて たまに作ろうと思ったけど
職場が悪かったのかもしれないけどそれでも魂のこもったものは
作れなかった
純度の高い曲ってオレは魂削りながら作ってるって思ってる
片手間じゃムリだったんだ」

「だから…歌うこと辞めたの?」



©<コウ>_2017.(RSS/管理/提供: AL2)
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