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永遠の唄

永遠の唄29

今オレどんな顔してるのかな…
情けない顔してるのかな
自分が一体どんな表情をしてるかわかなかったけど
自分の本当の気持ちを話してる
それだけは確かだった
あまりの情けなさにマナに愛想つかされるかもしれない
でもここまできた以上話し続けるしかなかった

「ああ 夢を諦めて現実見て周りと随分差がついたかもしれないけど
それでも普通になりたかった
みんなと一緒の歯車にはまることができれば寂しい思いもしなくていいと思ったんだ
でも違ったんだ…全てを諦めたつもりだったのに
何をしても気分が晴れなかった
つまらない日々の連続 それでも恋人ができればまた変わるかもしれないと
心の安定を求めながら生きてきた
でもさ思ったんだよね すげー遠回りしてさ
多分社会にでても大きな出世もないだろうし魅力もない自分は
誰にも相手されないんじゃないかなって…
結局 コンプレックスになってんのな…働いても自身もてない
突っ走ってもダメ…」

どのくらい話しただろう
こんなに話せるんだと自分でも驚いている
よほど溜まっていたんだろうな…しらずしらずに…
なんか悲しくなってくる
しばらくマナに顔を向けることをできない

「そんな心情の中コンパに誘われたんだ
マナと出逢った日だね…」

「そっかぁ…」

「うん 正直困ったよマナにはね」
「ごめんなさい」
「いやいいんだ 誰にも相手にされてないところマナは普通に接してくれてさ 
オレ何気に嬉しかったんだよ
でも歌って歌ってには本当に困ったけどね」
「でも本当に陽ちゃんの声はあたしに響いて…もっと聞きたかったの」
「いいってあれから一緒に食事して路上で一曲歌った時さ
本当に気持ちよかったし感謝してたんだ
それと同時に今まで封印してた葛藤が復活しはじめてさ」

「葛藤?」

「そう 夢と現実についてな…」

あれ?この展開はやばくないか?心の中の自分がそうつぶやく
この流れは間違いなく告白へと向かっていることに気付いた
しかし気付いた時にはもう遅く口からは勝手に言葉が…

「オレ音楽に未練があるうちは恋愛するのはよそうって思ってた
寂しいし孤独だけどもう少し落ち着いてから好きになろうって思ってたんだ」

ああこの一言で全て悟られたと思った
でもマナからは予想外の一言が

「誰か好きな人できちゃったの?」
まさかの言葉にびっくりした
え 気付いてるかと思ったんだけど流れ的に…






©<コウ>_2017.(RSS/管理/提供: AL2)
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