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永遠の唄

永遠の唄32

「…わかったよ そこまで言うなら聞かせるよ」
もう十分格好悪いところは見せた
だからなのか隠すことはないのかなって思った

とにかくギターは家にあるのでマナと一緒に自宅へと向かった
「陽ちゃん」
マナはオレの隣にひょいっときて手を繋いできた
彼女の体温が伝わってくる
なんか懐かしい感じがした
「なんか照れるな…」
「ふふふ 実はね あたしずっとこうして歩きたかったのだよ」
マナも少しだけ照れながらブンブンと繋いだ手を振った

「え マジか…オレ全然気付かなかったんだけど」
「えーそっかなぁ あたしだってわからなかったもん」

『一体 どこがよくて好きになったんだろうねー』

また同じタイミングでかぶる

「ちょっとベタすぎるでしょー」
マナはまた声をあげて笑いだした
「それはオレのセリフだって…どんだけかぶってるんだよ!」
「いやーいい経験したよ~バナナの皮で滑る並にねー」
「マナ あるのかよ バナナ」
「あははは あるわけないじゃん
もしそんな経験したらパーティ開催しちゃいたいもん」
「パーティって…」

そうこういうのでいいんだ
他愛のないくだらない会話
二人だけの絶対空間
すごく安心する
ずっと一緒にいたいって思ってしまう

「マナって変だよなぁ よくまぁこんな冴えない男と付き合えるよな」
「それいうなら陽ちゃんもだよ!あたしみたいな変な女のこと好きになるなんてさー」

『…じゃあお互い変なカップルってことで…!』

『あ…』

「あははははははは もーなんなのよ~」
「いやーまいったな こりゃ…」
さすがにここまで呼吸があうと笑うしかなくなってしまう
どうやら相性だけはバッチシっぽいのは確認できた

そんなくだらない会話をしながら
気付けば自分のアパートへと到着した


©<コウ>_2017.(RSS/管理/提供: AL2)
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