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アンダーグラウンド第一章

アンダーグラウンド1-7

アンダーグラウンド 第1章-7


数秒祈った後 聡史は周りを伺い早くこの場から立ち去りたいのか
ソワソワしている。
「な…もう いいだろ?そろそろ行こうぜ?」
駅前の強気な態度とは違っている。
おいおいさっきの偉そうな態度はどこにいったんだよ…
でもな これからなんだよ…お前…
二人は立ちあがり花束を置き その場を離れようとした時
ふと気配がした。
きたか…
聡史はビクっとして 早くも逃げの体制にはいった。
「だ…だれかいるぞ ヒデ…」
聡史は少しずつ後ろに下がり気付いたら秀樹の後ろにいた。
壁の影から数人の男達が現れた。
「あれあれあれ~ こんなところに命知らずがいるな」
ニタニタと笑いながら現れた男達がこっちに近づいてくる。
「ひ…ヒデ!!!!に…にげるぞ!」
しかし 後ろには先ほど祈った彼女の死んだ壁が…
「聡史…ちょっと 無理かも…」
二人は後ずさりし気付いたら背中に壁がつく。
「んー野郎二人かぁ つまんねぇなぁ」
男達はナイフをとりだし横一直線に並びゆっくりと近づいてくる。
男達は花束を見て
「あははは ここで死んだ奴の墓参りか?ん でもバカだなぁお前ら」
「ふはは マジだ ミイラとりがミイラになっちゃうからなぁ」
二人からの距離は1メートルくらいまで近づきそこで一端足を止めた。
予定通りの秀樹にとっては全然恐れることもなかったが
聡史の顔は真っ青になりガクガクと震えあがっていた。

「聡史…まさか あ…あの時と一緒になるなんて なんてついてないんだ俺達…」
「あ…うう…マジか…これ オレ死ぬのか…」
おいおい もう諦めかよ…そのバットでなんとかしてみろよ
守ってくれるんだろ?生き延びることできるんだろ?

男の一人が聡史に顔を近づけニタァっと笑いながら
「んふふふふ…さぁ どうでしょうか?
死ぬかもしれないし 半殺しで半身不随の生き地獄でもいいし
体の一部分とのバイバイでもかまわないけど どーーれがいいかなぁ?」

すでに恐怖で限界寸前の聡史は何を思ったのか
「かかかかか…金…金あげますから…こ…殺さない…で…」
金で解決か…でもなこいつらとの取引金額は10万単位だけど大丈夫か?
少しは怯えたほうがいいと思ったが
すでにいっぱいいっぱいの聡史は秀樹のことを気にかける余裕がなかった。
「金?金ねぇ俺達 今ね お金に困ってないのよぉ」
舌をだし威嚇する男 こっちから見たらマヌケな顔にしか見えないが
聡史から見たら恐怖の限界に拍車をかけた。
「ううううう うあわぁぁあああああああ」
聡史は叫び
男を押しのけ 持っていたバットを振り回し急に走り出した。
さすがの男達も当たっては困ると避けた。
「うひゃひゃ なんだ あいつは?」
大笑いする三人 いや 心の中では秀樹も大笑いしていたために四人か。
まるでいじめられっこがキレ 両手をブンブンを振り回すかのように
上下左右にバットを振り回しながら走っていった。
え…ちょっと待て 俺はどうするんだ?
え…まさか お前一人で逃げる気か?
ためしに 叫んでみた。
「さ…聡史!!!助けてくれよ!!!」
聡史はチラっと振り向き
「ままままま 待ってろ!!す…すぐ警察 警察呼んでくるから!!」
「ちょっと!その前に殺されちまうよ!」
もはや 感情をこめて こんな恥ずかしい台詞を吐きたくもなかったが
最後に確認をとってみた。
「だ…だいじょうぶ ぜ…絶対戻ってくるから!」
聡史は全力で走って逃げていった。
あまりの逃げっぷりにしばらく呆気にとられた。
あいつ あっさり見捨てやがった…。何が大丈夫なんだよ?
普通に大丈夫じゃないだろ…
ふぅっとため息をついた。
金で雇った男も呆気にとられていた。
「はいよ ご苦労さん 君達 いい仕事してくれたよ」
ポンと肩を叩いた。
「かかか まぁ簡単な仕事だったわぁ ところで報酬は?」
「あん?やったろ?最初に…」
男達は急に豹変し今度は秀樹をターゲットにしてきた。
「もらったっけなぁ? もらってねぇだろう?」
「てかてか 俺 殺したくなってきちまったよぉ!」
「だなだな 報酬はいいから お前の命くれよ?」

なんというか お約束というか 全くどいつもこいつも…
バカばっかりだ…
ナイフを持ちながらジリジリと近づいてくる。
「最後に確認しとくが お前らここで引いたほうがいいと思うぞ?」
そう伝えると男達は大笑いしながら語りかけてきた。
「あははは お前みたいな 華奢な体で弱そうな奴に俺達をどうこうできると思っているんか?」

「そうか…」

一言ポツっといい有無を言わさず男達に一発ずつ発砲した。
頭 頭 体 と 当たった。
引き金を引くことにためらいはなく まるでゲームのように無表情で撃った。

二人の男は死すらも感じさせずあっさりと倒れた。
一人だけ体に当たった男は腹を押さえながら怯えた目でみてくる。
「ちょ…銃なんて…い…いてぇええええ いてえぇええ」
泣き叫ぶ男
「ま…まままま まって殺さないで ちゃんと仕事しただろ?」
ふーふーと荒い吐息を吐きながら右手を突き出し救いを求めてくる。
秀樹は無表情で
「いっただろ?引いたほうがいいって… それにな命のやりとりを選択したのはお前達だ」
「いいいい…いや… お…俺は ただ ついてきただけだから…」
「手遅れだ…死ね…」
「ま…まだ 死にたく…」
顔色一つ変えずに秀樹は男の前にしゃがみ頭に銃を突きつけ
そして引き金を引いた。
「いいか?命のやり取りを選択したなら ガタガタ言わず殺りにこい 喧嘩と一緒だろ?」
死体に一言いうとポンポンとホコリを払い立ち上がった。
そして しばらく 聡史のことを待ってみた。
来る気配がないことを確認すると歩きはじめた。

「さて…と…」

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